ウーマンリサーチ

関西の女性が選ぶ「新電力」ランキング【2021年】

「ウーマンリサーチ」~関西の電力会社についてのアンケート~

関西の女性が選ぶ、新電力ランキング
利用率・サービス満足度第1位は「大阪ガス」
価格満足度第1位は「auでんき」
次も利用したいサービス(継続意向)第1位は「ENEOSでんき」

女性が選ぶおすすめの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。第102回のテーマは、関西の女性が選ぶ「新電力」ランキングです。

今回のテーマは「関西の新電力」に関するランキング

2021年4月~6月に実施した調査において、「大阪ガス」が利用率・サービス満足度2年連続の第1位、「auでんき」が価格満足度第1位、「ENEOSでんき」が次も利用したいサービス(継続意向)第1位となりました。
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電力自由化以降、電力会社を変更した人は約4割。コロナ禍で電気代増は約半数

ウーマンリサーチでは、Web会員を対象に「関西エリアの電力会社」についての調査を実施。関西在住、または2016年4月以降に関西在住歴のある回答者405人中、 電力小売全面自由化以降に電力会社を「変更した」人は41.5%と、昨年同時期調査時の36.6%を上回りました。2021年3月に実施した関東エリア調査の47.1%と比較すると、やや関西の方が少ない結果となりました。また、複数回電力会社を変更した人は7.4%でした。変更時期は「2年以内」が58.4%と、この2年で変更した人が多い結果に。コロナ禍で電気料金が「上がった」と答えた人は47.9%と、「下がった」0.5%に比べて増加傾向が見られました。今回は「関西エリアの新電力」について、利用時に重視したポイントなど、詳しく聞きました。

女性が選ぶ関西の新電力、利用率・サービス満足度第1位は「大阪ガス」、価格満足度第1位は「auでんき」、次も利用したい(継続意向)第1位は「ENEOSでんき」が受賞

利用率で2年連続第1位(表1)を受賞した「大阪ガス」利用者からは、「安定した供給とサポートが頼もしい」(30代・大阪府)という声が寄せられました。同社は「サービス満足度」でも2年連続第1位を受賞しています。また、価格満足度第1位(表2)を受賞した「auでんき」利用者からは、「携帯料金とセットで安くなるのが嬉しい」(50代・京都府)、次も利用したいサービス(継続意向)第1位(表3)を受賞した「ENEOSでんき」は、「手続きが簡単で、価格も安くなったので良かった」(30代・和歌山県)と支持する声が寄せられました。

利用率ロゴ

(表1)
関西の女性が選ぶ「新電力」利用率 2021
第1位 大阪ガス
第2位 auでんき
第3位 ENEOSでんき

価格満足度ロゴ

(表2)
関西の女性が選ぶ「新電力」価格満足度 2021
第1位 auでんき
第2位 大阪ガス
第3位 SoftBank おうちでんき

(表3)
関西の女性が選ぶ、次も利用したい(継続意向)「新電力」2021
第1位 ENEOSでんき
第2位 auでんき
第3位 大阪ガス

変更のきっかけは「今よりも安い料金プランが出たこと」、重視したポイントは「料金の安さ」

電力会社を変更したきっかけは「今よりも安い料金プランが出たこと」が40.1%と最も多く、次いで「電気料金を高いと感じたこと」(35.7%)、「他のサービス(ガス・携帯電話など)とのセット割が出たこと」(26.9%)と続きました(複数回答)。電力会社変更を検討するためにとった行動は、「企業のホームページで料金のシミュレーションをした」(41.9%)、「インターネットで情報収集をした」(29.5%)、「店頭や電話でスタッフに直接話を聞いた」(27.8%)と、インターネットで調べるだけでなく、直接スタッフに問い合わせをした人も多くみられました(複数回答)。
現在契約している電力会社を利用する際に最も重視したポイントは、「料金の安さ」が43.5%と最も多く、次いで「他の商品とのセット割引やポイント制度などのサービスが充実」、「料金メニューや契約手続き・サービスの分かりやすさ」という結果に(グラフ1)。 「料金の安さ」を重視する人の割合は、関東エリアの36.4%を上回りました。また、関東エリアに比べて、料金やサービス・手続きの分かりやすさを重視する人が多い傾向も見られました。

35.3%が在宅ワークを実施。在宅ワーク手当支給は2割

自分、または同居の家族が在宅ワークをしている人は35.3%。うち、在宅ワークに伴う手当てが「支給されている」人は20.8%という結果でした。支給額は「やや少ない」「とても少ない」と感じている人が56.7%と半数以上でした。支給額がやや少ないと感じている人からは、「在宅時間が長く、PCをずっと使用していることで電気代がかさんでいる。夏場はエアコンなど冷房費もかかるので、もう少し手当を増やしてほしい」(50代・大阪府)など、在宅ワークに伴う諸経費の増加を懸念する声が寄せられました。


「大阪ガス」


「auでんき」


「ENEOSでんき」


「SoftBank おうちでんき」

【調査概要】 期間:2021.4.16~6.20 「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施/調査対象:HTBエナジー(HISでんき)/ENEOS(ENEOSでんき)/エバーグリーン・リテイリング/エフエネ/KDDI(auでんき)/SoftBank(おうちでんき)/大阪ガス/オプテージ(eo電気)/J:COM 電力/シン・エナジー/出光興産(シェル 家庭の電気)/PinT/ミツウロコヴェッセル(ミツウロコでんき)/楽天エナジー(楽天でんき)/Looop(Looopでんき)/その他(五十音順)
【回答者プロフィール】エリア:関西在住、または2016年4月以降に関西在住歴のある女性405人/年代:20代3.5%、30代32.6%、40代31.6%、50代以上32.3%/独身19.5%、既婚80.5%/子どもあり79.5%、なし20.5% データは小数点2位以下四捨五入

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株式会社こどもりびんぐは、小学館グループで園児とママ向け情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」の発行、ウーマンリサーチ等女性を対象とした「リサーチ事業」を展開するメディア事業者です。今後もウーマンリサーチでは、様々なテーマで調査を実施、報告してまいります。第1位を受賞された企業には、受賞ロゴ・調査データ活用のご提案もしております。受賞ロゴは店頭ツール・商談資料・ブランドサイト・検索エンジン等、幅広くご活用いただけます。詳しくはお問い合わせください。

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