親・子ども・園のデータ

コロナ禍での運動会、対策を講じて実施する園が多数

子どもの成長や、保護者に見てもらいたいという思いで運動会を開催

株式会社こどもりびんぐでは、今どきの園児&ママの実情や園の出来事・取り組みなどについて、幼稚園の先生や保育園の保育士の方々と情報交換をするスタッフが在籍しています。今回は、そのスタッフが2021年7月に収集した、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)のあんふぁん・ぎゅって配布園計108園の「運動会の実施状況」に関してご紹介します。

◆運動会を実施するのは、幼稚園98.5%、保育園80.6%

秋は運動会シーズンですが、コロナ禍の中、園も対応に苦慮しているようです。「運動会を実施しますか?」の問いには、幼稚園は98.5%、保育園が80.6%が実施すると回答。多くの園で実施することが分かりましたが、その一方、「実施内容の変更はあるか?」の質問には、幼稚園が100%、保育園が98.2%の園があると回答。変更する内容としては、「時間短縮」「種目」「昼食無」、保育園では「保護者参加人数」と回答した園も多く、開催にはさまざまな対策を講じている様子がうかがえました。

 

 

 

◆コロナも2シーズン目となり、昨年の実施内容を踏まえて考える園も

「運動会」に関する園の思い・意見を聞いたところ、コロナ禍の中でも子どもたちに経験を積んでほしい、なかなか保護者が参加できる行事がない中で、保護者の方にも子どもの成長を見てほしいという園の先生たちの思いがあふれていました。昨年対策を講じての実施が保護者に好評だったので、今年もその方向で考えているという園もありました。コロナ禍の状況も2シーズン目となり、経験を踏まえ事前に計画できることも増え、園で話し合い、感染防止対策をとりながらできる内容・方法をみつけて実施している様子がうかがえました。

 

幼稚園のご意見

・学年ごとの実施で園の負担は増えますが、子どもたちの成長を保護者にも見てもらいたいので前向きに実施します

・体育発表会を保護者参観の形で実施。クラスごとの順番制で、保護者は1名のみの参加で、自分の子どもの時間だけ中に入れるようにします

・手をつなぐ競技を省いたりして、時短で行う予定です

・昨年はコロナで人数制限や学年別日程にしたが、保護者からは、見やすい、席に座りながら観覧できて良い、スムーズに進行できていて良かったなど良い反応も多かったです

 

保育園のご意見

・去年は年長のみ実施。一人組体操やマスゲームをしましたが、年中で参加できなかった子どもたちがかわいそうだったと思い直し、今年は3歳以上は実施でと考えています

・発表して見てもらう!という体験を通して、子どもたちは達成感を感じ自信をつけていくので、単なるイベントという捉え方ではなく、そこのところを大切にしたい

・例年は小学校の体育館を借りていましたが、今年は近くの公園で子どもたちだけでかけっこや玉入れなどを行う予定です

 

■本リリースに関するお問い合わせ先

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