ウーマンリサーチ

女性が選ぶ「家事代行サービス」【2023年】

家事代行は「掃除」の利用多数、子育て世帯から「頼んで良かった」の声
利用率第1位は「ダスキン メリーメイド」


女性が選ぶおすすめの商品やサービスをさまざまな切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。第193回のテーマは、女性が選ぶ「家事代行サービス」ランキング(2023年)です。

今回のテーマは女性が選ぶ「家事代行サービス」のランキング 

 2023年1月に実施した調査において、「ダスキン メリーメイド」が利用率第1位となりました。同サービスがウーマンリサーチで利用率1位となるのは4年連続です。あんふぁんWebでは、ダスキンに取材し、利用者の傾向やこれから利用する人へのアドバイスを掲載しています。
【あんふぁんWebの記事はこちら】  https://enfant.living.jp/mama/woman_research/989039/

女性が選ぶ家事代行サービス2023年、利用率トップ3

1位   ダスキン メリーメイド
2位  ベアーズ
3位  おそうじ本舗 家事代行サービス 家事の達人

家事代行の利用経験は10.3%、掃除での利用が上位に

 今回の回答者は女性520人。家事を手伝ってくれる家族や親戚が近所にいるか聞いたところ、「いる」と答えた人は40.0%。家事代行サービスの利用経験は10.3%で、現在利用している人は3.8%にとどまりましたが、「利用したことはないが、興味がある」と回答した人は55.2%となりました。利用経験のある人に、どんなときに利用したか聞くと「お得な料金設定のとき」が24.1%、「年末など特定の決まった時期」「思い立ったとき」が同率で22.2%となりました。
 利用したサービスは「キッチン掃除」が53.7%とトップ。「浴室掃除」(48.1%)、「トイレ・洗面所の掃除」29.6%と水廻り掃除が上位に。続いて「エアコン掃除」「リビングなど部屋の掃除」「料理、作り置き」が同率で24.1%と、掃除での依頼が多くを占めました(複数回答)。現在利用していない人が、どうなれば利用したいと思うかは、「世帯年収が上がったら」が48.8%、「手伝ってくれる家族・親戚に頼れなくなったら」が16.0%、「家族構成が変化したら」が10.0%となりました(複数回答)。

受賞サービス利用者の声

「ダスキン メリーメイド」
見積りのときに「ここに道具を置きます」など具体的に教えてもらえて良かったです。金額もはっきりしていて、オプションも必要か相談に乗ってくれて良かった。自分ではできない場所、仕上がりで、満足しています。また利用する予定です。(30代・埼玉県)

重視ポイントは「価格・料金プラン」


 家事代行サービスを利用した理由は「プロに頼みたかったから」が46.3%、「家事の負担を減らしたかったから」が37.0%、「汚れが気になったから」が31.5%でした(複数回答)。
 利用の際に重視したことは「価格・料金プラン」が79.6%と最も多く、「サービス内容」「スタッフの質」「予約のとりやすさ」「サービスの質」と続きました(上記グラフ、複数回答)。

子育てママから「頼んで良かった」の声多数、心の余裕に

 家事代行サービスを利用して良かったというエピソードは、子育て中のママから多く寄せられました。「子どもの成長を一緒に楽しんでくれたり、話し相手にもなってくれて、ご飯もおいしいし、来てくれること自体が楽しみになった」(30代・埼玉県)、「60歳くらいの方が来てくれて、子育ての悩みも聞いてくれたので嬉しかった。5日分くらいの作り置きや、冷凍できるものも作ってくれて、本当に助かった」(30代・東京都)、「家事ばかりで週末が終わってしまうところ、隔週で家事代行をお願いしたら、その時間は子どもと遊んだり勉強を教えるなどに使えて助かっている」(30代・千葉県)「産後に家事が行き届かず、代行を頼んで片付けてもらったら、急に気持ちが楽になり、きれいな部屋で過ごすことがこんなに心の健康につながるなら、有料でも惜しくないと思った」(30代・福岡県)など、家事の代行をしてもらうことで、心に余裕が生まれた経験を持つ人も多いことが分かりました。

「子育て世帯こそ使って」ダスキン担当者がおすすめする理由

 2020年から4年連続で利用率1位を獲得した、ダスキンのメリーメイド事業部 事業企画運営室・阪口さおりさんに話を聞きました。
「利用者は、シニアの方から共働きの家庭、一人暮らしの方もいて、年代も性別も偏りはありません。例えば、ペットを飼い出したなど、生活の変化や節目で利用を検討いただけることが多いようです。コロナ禍では、2020年は感染予防として利用を休止する人もいましたが、それ以降、利用者は増えつつあります」と阪口さん。
 家事代行を頼む理由は人それぞれですが、利用したことがない人にとっては、他人を家に入れるのは心のハードルが高いものかもしれません。「家事代行サービスには形がないため、忙しい人が便利家電を買うことに比べて、利用イメージがつきにくいのも事実です。当社では、利用者が在宅していなくても利用が可能(一部サービスを除く)。便利なだけではなく、依頼した時間で一息ついたり、お子さんと向き合う時間が生まれるので、子育て世帯にはぜひ利用してもらいたいですね」と話します。
 利用の目安は家事代行なら2時間で1万円程度、一番人気は「浴室の掃除」(1万9000円)だとか。年に何度かお得なキャンペーンもあるそうなので、まずは一度、家事代行を体験してみるのも良さそうですね。

【調査概要】 期間:2023.1.13〜1.26「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施/調査対象:アルファコーポレーションの家事代行サービス、家ゴト、おそうじ本舗 家事代行サービス 家事の達人(旧:マイ暮らす)、CaSy(カジー)、カジタク、サニーメイドサービス、タスカジ、ダスキン メリーメイド、ニチイライフ、ベアーズ、その他(五十音順)
【回答者プロフィール】エリア:全国の女性520人 年代/20代以下5.0% 、30代35.9%、40代34.1%、50代以上25.0%、独身16.9%、既婚83.1%、子どもあり77.5%、子どもなし22.5%  ※データは小数点2位以下四捨五入 ウーマンリサーチの調査票ダウンロードはこちらから

株式会社こどもりびんぐは、小学館グループで園児とママ向け情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」の発行、ウーマンリサーチ等女性を対象とした「リサーチ事業」を展開するメディア事業者です。今後もウーマンリサーチでは、様々なテーマで調査を実施、報告してまいります。第1位を受賞された企業には、受賞ロゴ・調査データ活用のご提案もしております。受賞ロゴやナンバーワン表記は広告・店頭ツール・商談資料・ブランドサイト・SEO対策等、幅広くご活用いただけます。詳しくはお問い合わせください。

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E-mail:woman.research@kodomoliving.co.jp