自社イベント
【対談】3月3日(日)、こどもりびんぐと小学館が両社の強味を凝縮した初イベントを開催
こどもりびんぐと小学館が初のタッグを組み、3/3(日)に開催する「小学館&あんふぁん ぎゅって こどもフェスティバル」。子育てファミリー向けの企業ブースや、子どもも楽しめる人気キャラクターのステージショーなど、さまざまなコンテンツを揃えた本イベントは、こどもりびんぐのフリーマガジン「あんふぁん」「ぎゅって」とWeb、小学館の幼児誌「幼稚園」「めばえ」をはじめ公式Webサイトの告知で既に応募総数1万組を超えるなど、大きな反響をよんでいます。
そこで今回は、こどもりびんぐ事業本部本部長柴田千弘が、小学館 第一児童学習局 チーフプロデューサーの村上孝雄さんと対談、イベントの魅力や共同開催への思いについて語り合いました。
既に応募総数1万組超え! 親子で楽しめるビッグイベントに
柴田:「小学館&あんふぁん ぎゅって こどもフェスティバル」は、昨年当社主催の「あそぼ まなぼフェス2023」を拡大し、来場者を昨年の2倍、午前と午後で5000組にしましたが、現在すでに応募者が1万組を超えてます。1組最大5人まで応募できるので、のべ4〜5万人くらいの応募があったということになりますね。
村上:そうですね。二次応募期間中は、一次抽選で外れちゃった人がもう1回応募したり、初めて応募する人もいて、1日大体300組近いくらい応募がありましたよね。
柴田:やはり、昨年にはなかったイベントコンテンツの「トミカ 組み立て工場」やランドセルステージショー、また昨年も大好評だった「パウ・パトロールとあそぼう!」のキャラクターショーが注目されているんでしょうか。
村上:それもありますけど、出展社さんそれぞれのブースが魅力的だということが大きいと思います。私もすでにワクワクしています。
「ランドセル・親子セレモニー服ファッションショー」もかなり面白い取り組みですよ。出展されるメーカー各社さんが楽しめる要素を入れていますから。例えば、村瀬鞄行さんは、ランドセル職人さんが来て、制作工程を会場で見せてくれるそうです。機能性だけじゃない、お楽しみがいっぱいです。
柴田:ランドセル各社さんがそれぞれ自慢のものを用意してくれました。今年のランドセル商戦、来場者にとってはいわゆる「ラン活」のスタートにふさわしいショーになりますね。ほか企業ブースでは各社さん、さまざまな趣向で来場者にアピールするようです。リアルな場で「こんな商品やサービスがあるんだ」っていう発見があって楽しめそうです。
村上:ちょっと大袈裟なんですけど、子どもたちだけじゃなくて、その親御さんやご家族の方が「楽しい」と思えるイベントって、日本初なのでは?と思っています(笑)。
柴田:今回のイベントは、子どもたちが駆け寄りたくなるようなブースもあるし、親御さんが「もっと知りたい」と思えるようなブースもありますからね。
村上:そうそう。これは、こどもりびんぐと小学館がタッグを組んだからこそ、実現できたことだと思うんですよね。今だから言いますけど、僕はずっと、生活用品メーカーさんや化粧品メーカーさんと関係性のあるこどもりびんぐと、玩具メーカーさんやエンタメ企業さんと関係性のある小学館の組み合わせは、最強だなと思っていたんですよ。
柴田:嬉しいです。どうしてそう思われたんですか?
村上:以前、あんふぁん&ぎゅってのイベントに訪れた際、子どもが主役というより、家族が主役みたいな雰囲気で「こういうイベントってあるんだ、いいな~」って思ったんですね。
小学館主催の、次世代ワールドホビーフェアは子どもたちが主役で、親御さんは付き添いなんです。入場も2〜3時間かかったりして、親御さんは子どもにひっぱられて来場されます。でもあんふぁん&ぎゅってのイベントはその逆で、親御さんが子どもを連れて来場されるんですよね。
それを見て、僕たちもこのイベントを見習わなくちゃと思ったんです。子どもを喜ばすだけじゃなく、家族で楽しんで満足してもらえるイベントをやろうって。そこへちょうど、こどもりびんぐとグループ会社という関係になり、一緒にイベントをできることになってうれしかったです。イベントのノウハウを盗もうと思っていたのですが、グループになったので省けました(笑)。
楽しさだけではなく、学びや夢を提供したい。出展社ブースに込められた想い
柴田:企業ブースもさまざまなジャンルのラインアップで、とても豪華ですよね。
村上:はい。NTT東日本さんの公衆電話のかけ方講座なんて、とても面白い取り組みですよね。公衆電話の受け手側には編集部員がいて、子どもたちがかけると「もしもし、上手にかけられたね」とか言ってくれたりするそうです。
柴田:子どもたちにとっては、公衆電話に触るということが、ひとつのエンターテインメントかもしれないですね。
村上:そうだと思います。しかも公衆電話って、停電になっても使えるし、110番には無料でかけられるんですよ。だからこのブースは、防犯・防災のための啓発活動でもあるんです。しかも、3月発行の『幼稚園』4・5月号の付録は、公衆電話になりました。
柴田:すごくいい取り組み!このイベントや付録をきっかけに、親御さんと公衆電話探しに行ったりしてほしいですね。
村上:まさに!ただ楽しいだけじゃなくて、楽しい中にも学びもある。僕は、これこそ知育だと思っているんです。イベントのなかに自然と学べるきっかけが散りばめられていると、「『小学館&あんふぁん ぎゅって こどもフェスティバル』は知育のイベント」って胸を張って言えそうな気がします。
柴田:出展社さんが、自社商品を子どもたちが楽しめるような仕掛けと絡めてくださっているおかげで、知らず知らずのうちに、遊びながら学べるイベントになっていますよね。親御さんも「いいイベントだったね」と思ってくれそう。あとこのイベントには「夢」の要素もありますよね。例えば、トヨタ自動車さんとか。
村上:そうそう。トヨタ自動車さんが出展されるきっかけは、『幼稚園』の付録のホワイトトミカなんですよね。ホワイトトミカには、ペンで色が塗れる特殊加工が施されていて、ペインティングコンテストも開催したんです。今回のトヨタ自動車さんのブースでは、コンテストでトヨタ賞に輝いたデザインを、なんと実車にラッピングして、展示するそうです。
柴田:トミカが本物の車になるってすごい取り組みですよね。表彰式もミニステージでやるみたいですし。
村上:まさに夢ですよね。ちなみに「トミカ 組み立て工場」のトミカも、ホワイトトミカなんですよ。ブースにはペンが置いてあって、色を塗る体験もできます。
柴田:思い出を持ち帰ることができそうですね。
村上:持ち帰るというと、お土産も満載ですよね。
柴田:満載ですよ! 親子で使えるサンプルから、現物の品もありますし。毎年、お土産をすごく楽しみにしてくださっている方がいるので、今年もちゃんとお渡しして、喜んで帰ってくれるとうれしいです。
何かが生まれる場に…。 こどもりびんぐと小学館が考える今後のイベント
昨年開催した、こどもりびんぐ主催「あそぼ まなぼフェス2023」の様子
柴田:今回、こどもりびんぐと小学館がタッグを組んで初めてのイベントとなります。今後も、両社でイベントを恒例行事にしたいです。
村上:本当にね。僕は、イベントは来場者が喜ぶだけでなく、何かが生まれる場でもあると思っているんですよね。出展社さんにも意味を感じていただきたいと思っていて。だから今後は、新しい企画や商品を試す場だったり、効果測定の場として、また会場で得た知見を現場にフィードバックしてもらったり、出展社さんにも活用してもらえるイベントにしていきたいですね。
柴田:将来的には、お試し商品を限定販売したりしてもよさそうですね。ゆくゆくは、このイベントを通してムーブメントが生まれるといいな。
村上:そう考えると、イベントってもうメディアですよね。1日で3万人も4万人も呼べるって、これ雑誌10万部と同じくらいか、それ以上の意味があるかもしれませんね。
柴田: 子育て家族向けのイベントなら「小学館&あんふぁん ぎゅって こどもフェスティバル」、そう認知してもらえるようにこれからも頑張りましょう。そして、イベント以外にもいろいろとご一緒していきたいです。私たちで作った、キャラクターのポンちゃんも盛り上げていきたいです。
村上:本当に。だから1回目となる今回のイベントは、いろんな人に見にきてほしいですね。きっと何かが生まれる場になると思いますよ。
柴田:そうですね。子どものリアルな姿を見ると、企画にも活かせたり、得られるものもたくさんありますから。ということで、日曜日ですけど、子育て世帯をマーケットととらえている企業や広告会社の方々に見に来ていただきたいです。
■本イベントに関するお問い合わせ
株式会社こどもりびんぐ
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