親・子ども・園のデータ

日用品×子育て世帯に向けたマーケティング事例 4選

2024年も続く値上げラッシュに家計は圧迫され、家庭の日用品や消費財の購入に対する意識にも変化が起きています。

特にヘアケア商品や洗剤、スキンケアなどいつも使っている商品を切り替えるケースは増加しており、その場合には、どのような購入心理が働いているかなどをアンケート情報から分析しました。

また、購入層のインサイトから、日用品×子育て世帯に向けた効果的なマーケティングについて解説していきます。

 

こどもりびんぐ」は、小学館グループの一員として2020年5月から事業をスタート。ママ・パパ、そして子どもたちを応援したい!という理念のもと、幼稚園・保育園をステージとした子育てファミリー向けメディア発行事業、プロモーション・イベント事業、リサーチ事業を展開しています。

目次

日用品のターゲットユーザーは?

ママの日用品に対するインサイト

日用品×子育て世代へ効果的なマーケティング手法 4選

まとめ

 

日用品のターゲットユーザーは?

・洗濯用洗剤、だれがどこで何を買ってる?

洗濯用洗剤の購入する商品を決定しているのは、ママが84.5%。また、実際にお店やネットで購入しているのもママが83.9%と、8割以上のご家庭では、ママが商品を決めて、実際にお店やネットで購入している。

ママの日用品に対するインサイト

 「切り替える理由」と「長く使っている理由」

1年以上同じ洗濯用洗剤を使用しているを対象にアンケートしたところ、長く使っている理由は、

「成分や洗浄力など機能的に優れているから(55.0%)」が一位となった。

ブランドスイッチの時に一番の理由となる「価格が安いから(26.2%)」は3位にとどまり、長く商品を使っているご家庭は、

「価格」よりも機能面やずっと使っている安心感を重視している。

 

ママが納得して、家族が普段使いできる商品を選ぶために。
日用品のマーケティングにおいては、”実際に使ってもらえる・体験してもらえるような”コンタクトポイントが重要になりそうです。

 

※調査資料ダウンロードはコチラの記事から:日用品のブランドスイッチはなぜ起こる?今どきママ・パパの洗濯用洗剤アンケート

日用品×子育て世代へ効果的なマーケティング手法 3選

1. サンプリング

前述の通り、ママに向けた日用品におけるマーケティング活動として、

家族に対する思いは、実際につかってみないとわからないという声に応える必要があります。

 

サンプル品を使用してみることで、

「いま使っている商品よりもよい」

「家族が喜ぶ」

などの声が挙がることで、ブランドスイッチが起きやすくなります。

※園児サンプリング事例はこちらから

 

 

2. 幼稚園イベント

園をイベントスペースとして活用。保育時間を活用してイベントを実施し、対象商品を先生や園児に実際に体験してもらいます。毎日園に来る園児、先生、登園時や降園時に来るママに対して対象商品を実際に体験してもらう事が可能。

子どもたちの楽しかったという楽しかった思い出とともに、自然に商品の良さを体感・体験ができることで、

ママ・パパへ日々のコミュニケーションとして共有がなされます。

園児の学びに役立つ要素を盛り込んだイベントを、こどもりびんぐがコーディネイト・イベント実施まで一括で運営します。

※幼稚園は教育機関のため、商業色の強いイベントは実施できません。
※イベントの内容については事前にご相談下さい。

 

3. こどもフェスティバル(幼児向けのイベント協賛)

コロナ禍を経て、リアルな体験を親子でしたいというニーズの高まりから、イベントへの参加者が増加傾向にあります。

幼児向けのイベント協賛は、実際にママ・パパ・子どもが商品を体験ができる場所として、

今後もマーケティング活動の場として有効になりそうです。

※「2024年3月3日開催 こどもフェスティバル」開催レポートはこちらから

 

4. あんふぁん・ぎゅって誌面「専門家登場こまりんこさん」見開き企画

読者にとって親近感のわく等身大のキャラクター、「こまりんこさん」が登場する編集コラムです。「こまりんこさん」が日常生活の悩み事を専門家に相談。思わず「ナルホド!」と膝を打つ生活のコツや豆知識を、図解で分かりやすく解説します。編集記事を対向面に配置した、注目度の高い企画です。1ページの掲載料で見開き2ページで展開できるお得な企画にもなっています。

まとめ

日用品×子育て世代に向けたマーケティングは、物価高に伴い「価格」を中心にブランドスイッチが起きやすい状況でありますが、その中でも家族にはよい「成分」や「機能」のものを使ってもらいたいというママの家族に対するインサイトがあります。

それに応えるべく、日常的なストーリーの中で、どのように活用でき、より便利になるかは、生活の文脈の中でのストーリーと、実際に仕様しているユーザーの声、または購入者本人の体験がセットになって必要となってきます。

こどもりびんぐでは、日用品×子育て世代マーケティングにおける企画の部分からマーケティング施策のご提案が可能です。
弊社の過去事例などを参考に、プランをさせていただきますので、是非お気軽にお問合せください。