親・子ども・園のデータ

生活態様や価値観をシルミル研究所が総力調査「ママ・パパ・園児のデータBOOK 2025」を発行

こどもりびんぐでは、2003年から未就学児がいるママ・パパや園児を対象に価値観や消費行動に関する調査を行ってきました。2020年にはリサーチ事業を専門とする「シルミル研究所」を立ち上げ、メディアならではの知見で生活者のリアルな気持ちに迫るさまざまな調査を実施しています。

その集大成として発行しているのが「ママ・パパ・園児のデータBOOK」です。このたび発行した2025年版は、昨今ビジネス分野でも注目されている「ウェルビーイング」について特集。ママとパパで比較すると、それぞれで異なる傾向が見えてきました。また、今回はママ・パパ・園児だけでなく新たに「園の先生」に調査を実施。こちらもご注目ください。

さらに、物価高騰時代の「家計と投資」、スマホ・タブレットの普及からみる「園児とデジタル」、毎年行っている「ランドセル購入」についてもピックアップ。全153のデータからみる今どきのママ・パパ・園児・先生の実態調査が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

<調査結果事例1> パパとママのウェルビーイング度
ママのほうが「満たされていない」と感じている


「ウェルビーイング」とは心身が満たされた状態にあること。「今、心身が満たされた状態ですか?」と聞くと、ママ・パパともに「満たされている」と答えた人は5割以上となった。一方で「満たされていない」と答えた割合はママが約3割、パパが約2割となり、ママのほうがウェルビーイング度がやや低い結果となった。

<調査結果事例2> 【世帯年収別】家計状況への不安
約8割もの家庭が将来が「不安」


将来に向けての家計状況を聞いたところ、全体では29.2%が「とても不安」、48.5%が「やや不安」と答え、約8割もの家庭が不安を感じていることがわかった。世帯年収別でみると、世帯年収が高いほど不安の割合は少なく、低いほど不安の割合が高いことが顕著で、現在の世帯年収が将来への不安感と直結している。

<調査結果事例3> 「スマホ育児」の実態
抵抗はあるが教育目的の利用は歓迎


「子どもをおとなしく機嫌よく過ごさせるためにデジタルデバイスを使う」、いわゆる「スマホ育児」。「とても抵抗がある」「やや抵抗がある」人は58.6%。しかし、「子供に教育的な目的でデジタルデバイスに親しんでもらいたいという気持ちはあるか」と聞くと「とてもある」33.1%、「ややある」43.5%と、全体の7割以上の親は「デジタルに親しんでもらいたい」と希望していることがわかった。


このほか、下記のようなデータを収録。続きはダウンロード版からご覧ください。

 
(シルミル研究所/岡崎奈穂子)

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