ウーマンリサーチ
女性が選ぶ「生ごみ処理機」ランキング【2021年】
所有者はわずかでも「興味あり」は3割、自治体の購入助成金利用も
利用率1位は「島産業 パリパリキュー」
女性が選ぶおすすめの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。第137回のテーマは、女性が選ぶ「生ごみ処理機」ランキングです。
所持者はごくわずか、自治体の「購入助成金制度」利用も
ウーマンリサーチでは、全国のWeb会員を対象に「家庭用生ごみ処理機」についての調査を実施。回答者441人中、家庭用の生ごみ処理機を「持っている」と答えた人は3.6%とわずかでしたが、「持っていないが興味がある」という人は30.6%に上りました。所持者の購入きっかけは「生ごみのにおい、虫発生などがいやだから」87.5%、「生ごみを減らしたいから」68.8%、3位は「住んでいる自治体で助成金が出るから」50.0%でした(複数回答)。
「持っていない」と回答した人の中で「存在自体知らなかった」という人は3.1%だったことから、存在を認知している人は多いことが分かりました。 「現在、購入を検討中」という人は1.9%でした。
女性が選ぶ生ごみ処理機、利用率トップ3
1位 「島産業 パリパリキュー PPC-11」
2位 「パナソニック 家庭用生ごみ処理機MS-N53XD」
3位 「島産業 パリパリキューブライトアルファ PCL-33」
女性が選ぶ生ごみ処理機ランキング、利用率第1位は 「島産業 パリパリキュー PPC-11」、第2位は 「パナソニック 家庭用生ごみ処理機MS-N53XD」、第3位は「島産業 パリパリキューブライトアルファ PCL-33」となりました。
重視ポイントは処理方式、手入れのしやすさ
購入時に最も重視したことは乾燥式、バイオ式といった「処理方式」がトップ、「手入れのしやすさ(洗いやすさ)」「使いやすさ」が同率に。価格やサイズ、たい肥活用、処理スピード、電気代、設置場所、保証も同率で続きました(上記グラフ)。
利用者からは「金額は高いけれど助成金が出ると言い聞かせて購入。今では二代目を使っている」(40代・福岡県)、「ガーデニングの肥料に活用できてうれしい。 生ごみがすぐに家から出せて良い」(50代・埼玉県)などの声が上がりました。
「持っていない」理由は「購入するほど困っていない」
生ごみ処理機を持っていない理由は、多い順に「購入するほど処理に困っていない」(56.7%)、「高額だから」(48.7%)、「お手入れが面倒そう」(44.7%)、「置き場所がない」(33.9%)、「電気代がかかる」(24.7%)「どこで買えるか分からない」10.1%と続きました(複数回答)。ほかに「ディスポーザーが備わっている」人が3.3%、「マンションに24時間捨てられるごみ捨て場があるから」などの理由も。自治体によっては購入額の2/3(限度額あり)まで補助してくれるところもあり、情報を知れば今後、購入者が増える可能性もあると考えられます。
【調査概要】 期間:2021.10.29〜11.11「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施/調査対象:エコ・クリーン バイオ 自然にカエルS/島産業 パリパリキュー PPC-11/島産業 パリパリキューブライトアルファ PCL-33/スターエンジニアリング バイオクリーン/ちくま精機 クリンタシス/伝然 ナクスル/パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD/モダニティ Foodcycler(フードサイクラー)FC-30/ その他(五十音順)
【回答者プロフィール】エリア:全国の女性441人/20代以下2.9%、30代34.5%、40代32.8%、50代以上29.7%/独身24.7%、既婚75.3%/子どもあり71.4%、なし28.6% ※データは小数点2位以下四捨五入
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