園ふぁん 2024年7月号

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- 園で取り組みたい
熱中症の
と
体調を把握し、見守る
保護者との連絡ノートなどで子どもの体調につい
計画は 柔軟 に変更 を
てしっかり把握した上で、活動中の様子を見守りま
しょう。活動中は、休憩を増やし、いつもと違う様子
がないか細心の注意を。
前日に天気予報で、
「熱中症警戒情報」をチェッ
ク。場合によっては活動を取りやめる、計画を短め
にするなど無理をしないことが原則です。計画は柔
軟に変更しましょう。
園帽子はぬらす、
体をぬれたタオルで拭くなど
冷やす工夫 を
子どもは汗をかく能力が未発達のため、体の表
面から周囲に熱をのがすことで体温を調節していま
す。そのため、ぬれたタオルで体を拭いたり、ぬらし
た帽子をかぶらせたりと、体を冷やす対策が効果的
です。また、水分補給は冷たい水が良いでしょう。
大 事な
置!
応急処
!
熱中症 かなと思ったら… !?
いつもと違う様子があれば、
すぐに休憩
!
こんな時はすぐ受診を
エアコンの効いた部屋などの涼しい場所に移
10分∼20分ほど、体を冷やしたり水分補給を
動をして、首筋、わきの下、足の付け根などを冷
したりしても様子が変わらなければ医療機関に
やすと効果的です。楽な姿勢で休ませ、塩分や
相談し、受診しましょう。そうなる前に休ませる
水分を補給しましょう。足の下にクッションや丸
のが原則ですが、万が一意識がはっきりとせず、
めたタオルを置き、少し高くすると良いでしょう。
ぼーっとしていたり、目が合わないなどの症状が
ある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
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