園ふぁん 2025年6月号

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- 中野先生 遠足の時は園児に水
筒 を 持 っ て き て も ら い ま す が、
水筒での水分補給
先生のリアルな悩みとは
自分で開けるのが手間なのか飲
﹁乾杯しよう﹂と声かけも
楽しく飲めることが大事
大矢先生 幼稚園では水筒を持
ってきてもらい、子どもたちが
もうとしない子も。
視で確認するしかなくて。
ただ、
自分のペースで飲めるようにし
中が見えない保冷力のある水筒
ています。ただ、保護者から﹁水
するなど、工夫した声かけをす
を使っている子が多いですね。
大矢先生 園児の中には口を付
けるだけで飲んだふりをしてい
るようにしています。
中野先生 保冷力のある水筒は
うちの園でも多いです。実際は
筒の減りが少ない﹂と連絡があ
中野先生 うちの保育園でも乾
園でつぎ足ししているので、軽
る子もいます。そういう時は目
杯します! 無理なく楽しく飲
めるのは大事ですよね。普段は
くて透明なものでいいのかな
ることも。そんな時は先生も自
園で作った麦茶を出していま
と。さらに、子どもにとっては
分の水筒を持って一緒に﹁乾杯﹂
す。少し大変ですが、外出はつ
気分が上がるデザインも大事か
なと思います。
大矢先生 子ども自身が自分の
水筒で飲んだ量を知れたら﹁自
ら気を付ける﹂という力が付い
ていくかもしれませんよね。
集まって乾杯すれば、子どもも無理なく自
主的に水分補給ができます(中野先生)
ぎ足し用のタンクをリュックに
参加したおおや幼稚園園長の大矢
路子先生(上)と、さくらさくみらい
堀ノ内園長の中野宏美先生(左)
入 れ 職 員 が 持 っ て い き ま す。
先生の声
座談会で見えてきた 水筒についての悩みと対策
園の対策
ママの対策
保冷力よりも「軽さ」を推奨
保冷力を重視、重さ対策としてストラップにパッ
ドが付いている商品をセレクト
ちゃんと飲めているか不安
中身が見えない水筒はふたを開けて残
量を確認
量が減ってない場合は、園に個別で相談
子どもの水分補給の習慣づくり
「乾杯」で楽しく水分補給。好きなキャラ
クターの水筒なら、自ら飲むきっかけに
お友達とおそろいの水筒にすることも。色や形を
カスタマイズして楽しめる要素があるといいかも
水筒が重くなってしまう
ママからは水筒に付く茶渋や、
水筒の衛生面についての悩みも!
水筒はこんな進化を遂げています!
ドウシシャ
水筒開発担当者
井下主さん
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当社では、お客様からの「水筒の底が洗いにく
い」という声を受け、底を外して洗えるお手入
れ簡単な水筒を開発しました。これで水筒の
茶渋が取れやすくなります。加えて保冷力も高
いのが特徴です。今後も、中身の残量が分か
る水筒などをはじめとした、お客様のニーズに
合った商品を生み出せたらと考えています。
ドウシシャが開発し
た底が取り外せる水
筒「sokomo」。隅々
まで洗えて衛生的に
使えます
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