【VOL.2】「投資・資産運用の関心」の高さ。「ママのお金」に関する調査を公開しました

物価高が続いた2023年、家計は圧迫されて将来の不安は募るばかり。

そんな状況の中で、今どきママの「お金」に対する考えはどのようなものがあるのでしょうか。

「ママ・パパ・園児のデータBOOK 2023」から注目のトピックスをセレクトしてお届けする4回シリーズの第2回。「ママのお金」に関する調査を公開いたしました。年収、家計に関する基本情報から、幼稚園ママ・保育園ママの投資・資産運用に関するものまで調査をしていますので、インサイト収集にご活用ください。

調査結果例

① 将来を考えて今の家計状況はどうですか？

（n=全体1,046　幼稚園ママ 614　保育園ママ 432 / n=投資に関心全体293　幼稚園ママ118　保育園ママ175 ）

 

物価高騰が続いた2023年、幼保全体で約70％のママが「家計に不安を感じている」と回答。そのうち「とても不安」と答えた割合は、全体で28％～29％近くを占める結果に。しかし、「投資・資産運用に関心があるママ」という人では、「とても不安」と感じる割合は幼稚園・保育園ママともに20％前後と、全体に比べて1割近く下がる結果となりました。

 

・「とても不安」と回答した人の割合

② 投資・資産運用に興味がある幼稚園ママ・保育園ママの比較

（n=全体293　幼稚園ママ 118　保育園ママ 175）

 

投資・資産運用に関心のある幼稚園ママの世帯年収の分布は、300万～499万（14.4％）、500万円台（5.1％）、600万円台（16.9％）、700万円台（15.3％）と分散しており、約８０％の人は1000万円以下の人という結果に。投資・資産運用に関心がある層は、世帯年収も高い傾向があるようです。 加えて、かつては一部の限られた高収入世帯しか関心が向かなかった「投資・資産運用」ですが、今や子育て世帯で年収1000万以下の人たちでも興味を持つ人は少なくない、といえそうです。

調査概要

調査地域：全国

調査方法：Webアンケート

調査対象：

・全国のあんふぁん読者、ぎゅって読者

・あんふぁんWebユーザー、ぎゅってWebユーザー

20代9.1％、30代70.1％、40代20.8％の幼稚園、保育園ママ

※こども園は近い園の形態で回答

調査期間：2023年7月5日～8月4日

集計数：1046件

シルミル研究所からのコメント

「ママのお金」については、「ママ・パパ・園児に関するデータBOOK 2023」の中で一つのテーマとして調査をしました。

幼稚園ママ、保育園ママとクロス集計をしながら、それぞれの傾向や今どきママのインサイトを独自の視点で調査しております。

次回は、「パパの育休」に関する調査を公開。「今どき」のパパについて、インサイトをご紹介します。

 

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