スタッフブログ
読者組織を活用した確かな視点とリアルな声で、働くママ・パパの育児を応援! 「ぎゅって」飯塚香織編集長インタビュー
2024年4月から「ぎゅって」編集長に着任した飯塚香織編集長のインタビューをお届けします。「ぎゅって」最大の強みである会員組織についてや、年間テーマ、これからの「ぎゅって」についてを語ってもらいました。
「ぎゅって」は、仕事、子育て、家事に日々奮闘する、“働くママ・パパ”を応援します
「ぎゅって」は、全国私立保育園連盟をはじめ、連盟・協議会・団体・行政の承認・協力を得て、年11回、首都圏、関西、東海エリアの保育園で36万216部を配布しているフリーマガジンです。保育園の先生の協力のもと、園児の連絡BOXやバッグに入れてもらうなど、毎号ママ・パパの手へ確実にリーチできる点が最大の強み。読者の特性としては、フルタイムのワーキングママが中心で、平均年齢は35.4歳。世帯年収の平均は823.6万円で、1000万以上が最多です。子育てと仕事の両立、家事の時短テクニック、親子のコミュニケーション等、0~6歳という期間限定の保育園生活に寄り添う情報を発信しています。
読者のハッピーを願って…。 年間テーマは「ウェルビーイング withぎゅって」
2024年の年間テーマを「ウェルビーイング withぎゅって」と掲げ、日々奮闘する働くママ・パパを応援しています。子どものことには時間をかけるけれど、自分のことは後回しになりがちな「ぎゅって」世代が、ほんの少しだけ自分の時間や未来に向けて立ち止まることができたら…。そんな思いから、さまざまな企画を仕掛けていく予定です。
約530人の「ぎゅってくらぶ」会員組織による、確かな視点とリアルな意見をキャッチ
保育園ライフの最先端を常にキャッチできる読者組織「ぎゅってくらぶ」は、編集部員と一緒に誌面を盛り上げてくれる、会員約530人が登録しており、「ぎゅって」の最大の強みとなっています。日々のアンケート調査では、読者の確かな視点やリアルな意見をキャッチすることができ、子育て世帯に役立つ、より等身大の誌面展開に役立っています。
巻頭特集では、読者調査を生かした“読者ファースト”の誌面づくりを心掛けています
巻頭特集では、企画段階から読者アンケート調査を実施。読者からのリアルな意見をもとに構成案を検討しています。読者の悩みに対しては、育児のプロである有識者からのアドバイスをもらうことも多く、誌面の説得力や信頼感につながっています。発行後、記事を見て「自分の子育ては間違っていなかったんだ」「少し気持ちが楽になった」など、読者からの“共感”の手紙が届いたときは編集部一同とても嬉しく励みになっています。今後の巻頭特集では、読者アンケートの結果「約半数のパパがご飯を作っている!」という「ぎゅって」読者ファミリーの実態を生かした「パパごはん」特集を8月号で企画、また、10月号で「働くママの時短メイク」特集を予定しています。常に“読者ファースト”を意識した記事を発信することで、日々時短と闘いながら家事・育児、仕事に励むママ・パパの「育児バイブル」になれるように、さらには、グループメディアの媒体と連動させた、スケールメリットの大きい巻頭特集を仕掛けることでブランド力アップも目指していきたいと考えています。
2024年6月号巻頭特集「園生活のトラブル処方箋」
2024年5月号巻頭特集「ウェルビーイングな暮らし」
読者モデル登場型のタイアップ「時短ライフ企画」、行政案件は訴求効果大
読者モデル登場型のタイアップでは、自ら体験した後のリアルなコメントを取材、掲載するなど、ターゲットとなる子育てファミリーのココロに響くような分かりやすい構成を意識しています。中でも、とにかく忙しいママ・パパのお悩みを解決する「時短ライフ企画」は、訴求効果が高いと好評です。時短商品を記事で紹介、その商品を利用することで、ほんの少しでも子どもとの時間が増えたら…。そんな働くママ・パパの気持ちに寄り添った、提案を心掛けていきたいと思っています。ほかにも、各地域の行政案件も増えてきており、該当地域に在住のママ・パパをインタビューした記事を掲載するなど、読者目線のコンテンツや編集力を生かした記事を発信していきたいと思います。
■事例紹介
時短ライフ企画
行政事例
2023年10月号「横浜市制作局広報戦略・プロモーション課」様タイアップ広告
約300人の応募あり「初めてのNISA、iDeCoオンラインセミナー」、
約5600人が投票した「ぎゅって ベストサポーター大賞」など読者参加型のアワードも発信
「お金について興味はあるけれど、なかなか学ぶ力がない」という読者の切実な声をもとに立ちあがった「ぎゅって 金融リテラシー向上PROJECT」では、今年3月媒体初の「初めてのNISA、iDeCoオンラインセミナー」を実施。平日の夜8時からスタートながらも約300人の応募となり反響を得ました。当日は「子どもを寝かしつけてから参加します」など、意欲的なママからの声も届き、実現できてよかったと思っています。また、毎年多くの読者が投票してくれる「ぎゅって ベストサポーター大賞」も欠かせないアワードの一つ。働くママ・パパが支持する家事・子育てのお役立ち商品・サービスのNo.1が決定する毎年恒例のアワードで、昨年は前年比約2倍の5600人ほどの読者が投票してくれました。1年かけて、企業エントリー、ブロガー審査、読者投票を行って選ばれた商品は、確かに“ママ・パパの強い味方!”というものばかり。3月には、約1万人を動員した小学館と共催の「こどもフェスティバル」で、初の「ベスサポブース」も実現し反響を得ました。今後も、読者や企業と一緒に、誌面、Web、イベントを立体的に仕掛けることで、子育て世代に役立つ情報をお届けしていきます。
PROFILE
飯塚香織編集長
2005年から地域情報誌を発行する新聞社で編集として務め、2015年編集長へ。2021年から編集長兼副部長、2022年からマネジャー兼DX推進室で務め、約17年間在籍。2023年から株式会社こどもりびんぐ「ぎゅって」副編集長、2024年4月から「ぎゅって」編集長に就任。
趣味は絵本を集めることと、たまに歌舞伎鑑賞。絵本は、娘が0歳から小学生まで毎月届くサブスクを続け、その後も子どもの年齢に合わせた好きな絵本を一緒に収集。今では、自宅の本棚に500冊以上並びます。