園ふぁん 2025年3月号

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- こんなときはどうしたら・・・?
の 疑問&質問に答えてもらいました!
保育園・幼稚園の先生から寄せられた防災についての疑問&質問の数々。
園の防災対策のヒントにできるよう、藤實先生に答えてもらいました。
真夏や真冬に地震が起きたときの
災害が発生したときに保護者にスムーズに
対処法を知りたいです。
引き渡しができるような訓練が知りたいです。
真夏だと熱中症の心配、
真冬だと停電時の寒さ対策など、
どうしたら良いかわからないです。
連絡用のアプリや、電話回線が使えないこともある
ので、災害用伝言ダイヤル「171」を使えるように
真夏は園バスを使った一時的な避難を。ガソリンは常に
しておきましょう。毎月1日・15日はお試しができる
半分以上入れておき、エアコンが使える状態にしておく
ので、この日に保護者と訓練をするのも良いですね。
と交代で涼むことも可能です。非常食の中には水分を奪
お迎え時の名札と同じサイズで「171」の使い方を
われるものも多いので、水やゼリー飲料を園バスにも備
書いたカードを作り、保護者のストラップやスマホ
蓄するのがおすすめです。暖かい空気は上にたまるので、
ケースなどに入れてもらうようにするのもおすすめ。
真冬はみんなで園の上の階に避難すると暖が取れます。
毛布なども備蓄品に入れておきましょう。
子どもたちが遊びの中で
防災意識を持つ方法はありますか?
床にものが散乱している際に履く「新聞スリッパ」
をみんなで作ってみては。作ったものを履き、散
らばったおもちゃの上を歩く体験をしてみるのも
良いと思います。
備蓄品にプラスアルファを
ヘッドライト
懐中電灯だと手がふさがるた
め、子どもと手をつなぐこと
も考えて両手をフリーにでき
るヘッドライトがおすすめ。
新聞スリッパ
防災グッズとして子どもたち
と一 緒に作ってみましょう。
すぐに使えるように各部屋に
置いておくのも◎。
ウエットティッシュ
災 害時に大 切なのが 衛 生 管
理。水が不足し、手が洗えな
いとき、トイレの後なども使
えるので多めに備えておくの
がおすすめ。
食べ慣れている食品
慣れていない非常食は受け付
けない子どもも多いので、食べ
慣れている缶詰やお菓子、野
菜ジュースなども準備しておき
ましょう。
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