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オンライン座談会 ママたちの本音トーク「ランドセル編」開催レポート

コロナ禍のラン活、開始時期・購入時期は変わった?

こどもりびんぐでは、Zoomのウェビナーによる編集部と読者ブロガーによるオンライン座談会「教えて!ママたちの本音トーク」を開催しています。

第7回目として、編集部と読者3名による速報!2022年度入学児のラン活~コロナ禍2年目、ママたちはどう動いた?~」を11月4日に開催しました。その様子をレポートします。

オンライン座談会「教えて!ママたちの本音トーク」について
読者の園児ママのリアルな気持ちや消費行動を企業の皆様にお伝えすることを目的とし、毎回テーマを決めて、あんふぁん・ぎゅって読者を代表するあんふぁんメイト・ぎゅってブロガーのママ3名とあんふぁん・ぎゅって編集部員によるZoomウェビナーでのオンライン座談会を開催。
12/16(木)11:00~(約45分間予定)には、第8回オンライン座談会「掃除編」を開催予定です。日常の掃除の頻度、掃除機は何を使っている?など、読者アンケートの集計結果と合わせて、リアルな掃除事情を話してもらいます。ぜひご視聴ください。

 

ランドセルの購入の検討はいつごろから? コロナ禍でのラン活の苦労・よかったところなど、今年のラン活について、現在年長のお子さんがいて、すでにランドセルを購入した、あんふぁんメイト・ぎゅってブロガーのママ3名に聞いてみました。また、今年(2022年度入学)とコロナ前(2020年度入学)に実施したランドセルアンケートの結果も合わせて紹介します。

 

テーマ 速報!2022年度入学児のラン活~コロナ禍2年目、ママたちはどう動いた?~

パネリスト あんふぁんメイト・高木乃里子さん(夫と小学2年生の長男、幼稚園年長の次男の4人家族)、あんふぁんメイト・髙栁里菜さん(夫と幼稚園年長の長男、幼稚園年少の次男の4人家族)、ぎゅってブロガー・ナフォリタンさん(夫と保育園5歳児クラスの長女、保育園4歳児クラスの長男の4人家族)、ぎゅって編集長・岡﨑奈穂子

 

ランドセルアンケート概要

対象:あんふぁん・ぎゅって読者の年長のお子さんがいる方へのWebアンケート
今年:2022年度入学のお子さんがいる方。2021年8 月17 日~9 月8日実施。有効回答数:443
コロナ前:2020年度入学のお子さんがいる方。2020年3月10日~24日実施。有効回答数:292

 

年中のうちに4割強がランドセル購入の検討を開始

 

 

アンケートの回答では、ランドセルの検討を始めた月は、「年長の4月」が26.0%と最多でしたが、年中の1~3月に始めたという人は4割にも上りました。コロナ前の2019年と比べると、かなり早まっていることが分かります。

「検討を始めたのは年長の4月です。お友達たちが購入したと聞いて開始しました」というのは高木さん。髙栁さんは「ランドセルの冊子やカタログを幼稚園で2月~3月にもらっていたのですが、そのときは特に焦っていませんでした。ゴールデンウイーク前に、ママ友から“ゴールデンウイーク明けには在庫がなくなるよ”と聞いて、慌てて動き始めました」。ナフォリタンさんは「年長の2月から始めました。保育園でランドセルのカタログをもらったのと、お姉ちゃんが小学生のお友達がすでに買ったという話を聞いたのがきっかけです」。

3人の話同様、ランドセルの購入を検討し始めたきっかけのアンケートでも「友人・知人間で話題になった」「幼稚園・保育園で斡旋チラシが配られた」が1位・2位となりました。

 

 

検討開始のママ・パパの役割については、高木さんは「私1人で調べ始めました。パパには決めるときに意見を聞いたくらいです」。髙栁さんは「子どもが寝た後に、夫婦でもらってきた冊子を見るところから始めました。冊子は20近くはありました」とのこと。ナフォリタンさんは「ランドセルをそろそろ買いたいということは伝えたけれど、パパは“任せるよ”というスタンスだったので、検討は私1人で始めました」。

 

比較検討は3社が最多。約6割が資料請求を実施

 

 

 

ランドセルの購入までに、比較検討した社数は3社が最多の36.4%。コロナ前と比べると「1社」は減り「6社以上」が増えていることから、検討社数は増えています。また資料請求については、今年は62.6%が実施。昨年(2021年度入学。2021年3月12日~28日実施のアンケート)よりも増えている結果となりました。資料請求の開始も年中のうちが60%となり、年中のうちに検討開始、ある程度比較する社を絞って、気になるメーカーに資料請求するという人が多いことが分かりました。

 

 

 

高木さんは「検討は4社。その中から資料請求を3社にしました。息子はかわいいものや中性的なものが好きなので、ネットで“ランドセル 男の子”と検索し、いろいろ出てきた中から、ユニセックスなものや、男女どちらでも使えそうな色などがあるメーカーを選びました」。髙栁さんは「幼稚園からもらってきた20くらいのカタログの中から、夫婦で2社まで絞りました。そのほかにフルオーダーのランドセルのことを友人から聞いたのでその1社のみ資料請求をし、合計3社まで絞りました」。ナフォリタンさんは、「娘と一緒に、ネットでいろいろ検索して探しました。ネットを見ている中で、娘が“ミントグリーンがいい”という強い希望を持ったので、ミントグリーンがあり、親として機能も納得がいった3社に資料請求しました」。高木さんと髙栁さんは、お子さんには、検討する会社の資料がそろった段階で見せて、意見を聞いたそう。

 

また下見については、高木さんはしていないそう。「現在小学2年生の長男のときはかなり出遅れて下見の余裕がなく、9~10月頃に慌てて買ったのですが、特に不都合がなかったの今回も下見や店舗には行かず、実物を見ず買いました」。髙栁さんは「実際に背負わせたいという思いがあったので、メーカーの展示会に2回参加しました。1社は義理の両親も一緒に、もう1社は家族のみしか入れなかったので家族だけで行きました」。「まず私1人で百貨店のランドセル売り場に下見に行った」というのはナフォリタンさん。「百貨店では商品を見るというより、いつごろから店頭での種類が増えるかなど、ランドセルの選び方や見るポイントなどをいろいろ教えてもらいました。その後、実際に購入を検討しているメーカーの展示会には家族で行きました」。

 

髙栁さんの話に「展示会への祖父母の同行」の話がありましたが、「購入時や下見時に祖父母も同行したか?」のアンケート結果では、今年は「していない」が71.5%。コロナ前は66.3%だったので、同行する人が減りました。コロナ禍で、大人数での外出は難しい、会場の受け入れが制限されていた、などもありコロナの影響を受けた結果といえそうです。

 

コロナ禍でオンラインでのランドセル紹介なども増えているようですが、高木さんは「ある程度決めていたので、特に参加しなかった」、髙栁さんは「そもそもオンラインでの説明会などがあることも知らず、情報も入ってこなかった。あると知っていたら参加したかった」とのこと。ナフォリタンさんは、ぎゅってで開催したオンライン説明会に参加したそう。「メーカーの方から最近の動向などを教えてもらい、参考になりました」。

 

 

購入時期は年長の5月。7月までに8割以上が購入

 

 

 

検討・資料請求・下見を経て、実際の購入時期について、アンケートでは、「年長の5月」が23.5%と最多に。7月までに8割以上が購入している結果となりました。コロナ前は7月までの購入は6割弱だったので、購入も早まっていることが分かりました。

高木さんは「年長の6月に『LIRICO』の『RODEO』、色はキャメルブラウンを購入しました。値段は6万円弱です。息子はピンクやラベンダーがいいと言っていたのですが、親としては本人の欲しいものを買ってあげたいという反面、周りからからかわれたりしないかや、6年生になってもピンクを持つのかなどの思いもあり、親子ですり合わせながら、カラーは女の子でも人気のキャメルに決めました。カウボーイのようなウエスタンスタイルのデザインも気に入ったポイントです」

髙栁さんは「年長の6月下旬ごろに『池田屋』で購入。値段は5万5000円でした。池田屋の展示会に行ったとき、その場でネットで購入すると特典があるとのことで、ケータイで購入しました。息子は形などにはこだわりがなく、展示会で色を2色まで絞りました。私たち夫婦はグリーンが似合うと思ったのですが、息子はアースブルーがいいということで、最終的には息子が気に入ったアースブルーを購入しました」

ナフォリタンさんは「年長の4月に『Nino Y Nina(二ノニナ)』の『ラ・フルール』、色はミントグリーンを購入しました。値段は6万5000円くらいです。3月の中旬に二ノニナの展示会に行きましたが、その場では販売しておらず、ネットで4月から販売開始ということでした。4月の時点で購入したいミントグリーンの在庫が△の表記になっていたので、すぐに購入しました。デザインは子どもが好きなものを選べばいいと思っていたので、親として機能的に問題がないと思った中で、子どもの思いを一番に考えました」。

 

機能面で重視した点では、高木さんは「転勤が多く家から遠い学校に通う可能性があるので、軽さと反射材がついているかどうか。重さは1.1kgだったと思います。1㎏を切るものはなかなかなかったですね。うちの地域は、小学校でノートパソコンが配布されていますが、パソコンを入れる鞄も一緒に配布されるので、ランドセルに入るかどうかは気にしていませんでした」。髙栁さんは「同じく軽さは検討する際に各社比較しました。後は、A4ファイルが入ると便利と聞いていたので、サイズも重視しました。小学校で配られるタブレットも、A4のファイルが入れば大丈夫かなというところで選びました」。ナフォリタンさんは、「髙栁さんと同様に軽さとサイズですね。反射材も気になったのですが、娘がデザイン重視だったので、後からカバーを付けたりで対応できるかと思い妥協しました」

アンケートでは最終的に購入するランドセルを決めたのは、使う本人である「子ども」が8割弱。また購入したランドセルを選んだ決め手では「気に入った色があった」「飽きのこないデザイン」「保障サービス」が上位となりました。

 

 

 

 

3人ともランドセルはパパ側の祖父母が購入してくれたとのこと。予算は3人とも特に決めていなかったということですが、「平均的な料金で高すぎず、安すぎずというところで選びました」と意見が一致。アンケートの回答では、ランドセル購入の出資者はパパ側・ママ側合わせ祖父母が6割強という結果に。コロナ前と比べてもこの数字に大きな変化はないことから、一緒に下見や購入に行く頻度は減っても、実際にお金を出すのは変わらず祖父母が多いという結果となりました。

 

コロナ禍でのラン活、実際に見に行くことが難しい反面、選びやすさも

最後に、コロナ禍でのラン活で感じたこととして、高木さんは「ファッションやおしゃれに興味がある子なので、実物をいろいろ見て選ばせてあげたいという気持ちはあったものの、繁華街に連れて行くのは怖く、見せてあげられなかったのが残念と思う反面、いろいろ見ていたら、もっとかわいいものがほしいなど言い出したかも…と思い、結果としてはすんなり選べたのでよかったかもしれないです。また、コロナ禍だからか、メーカーによってなのかは分かりませんが、購入後に、今の状況などのお知らせなどがメールで届くので、すごく手厚いサービスだなと感じました」。

髙栁さんは「義理の両親が買ってくださると言ってもらえたので、一緒に見に行きその場で購入したかったのですが、結局購入したのは一緒に行けなかった展示会のメーカーでした。後から報告してお金をもらってということになってしまったのが残念でした。展示会も予約制なので、フラッと見に行くということができなかったですね」。

ナフォリタンさんも「展示会の人数に制限があったので予約を取るのに苦労しました。髙栁さんと同じく祖父母も人数制限で一緒に行けなかったので、資金だけもらってというのが心苦しい点ですね。下の子もいるので、電車に乗って行くのが怖いというのもありました」。

今回の3人の話とアンケート結果から、今年のラン活事情として

・ラン活の開始は年中~年長の4月。購入は5月と、コロナ前よりも早まっている

・機能面は親がチェックした上で、デザインやカラーは子どもの希望を尊重する人が多い

・コロナ前と今年では祖父母との同行は減っているが、祖父母が出資する割合に変化はない

 

といったことが分かりました。

 

ランドセル・新生活におすすめのあんふぁん・ぎゅってプロモーションのご案内       

あんふぁん・ぎゅってフェス2022開催

今年のラン活では「なかなか現物を見る機会がなかった」という声もありましたが、あんふぁん・ぎゅってでは2022年度、2年ぶりに「あんふぁん・ぎゅってフェス2022」を開催します。ランドセル展示会としても読者に人気のイベント、現在出展企業を募集中です。たくさんの園児の親子が集まるこちらのイベントを、ぜひ商品のPR活動の場としてご活用ください。

 

幼稚園・保育園 対象学年へのカタログサンプリング・誌面貼付

ランドセル購入の検討開始のきっかけとして「幼稚園・保育園でカタログをもらった」という声も多いことから、園でのプロモーションがPRに有効といえます。こどもりびんぐでは、幼稚園・保育園での対象学年のみ配布のカタログサンプリングや、カタログやポスターを対象学年に配布するあんふぁん・ぎゅって誌面にのみ貼付するプロモーションも期間・エリア限定で実施しています。ぜひご検討ください。

 

 

 

オンライン座談会、第7回は「教えて、ママたちの本音トーク〈掃除編〉」として開催予定です。ご興味のある方はぜひ下記からお申し込みの上ご視聴ください。

オンライン座談会「教えてママたちの本音トーク<掃除編>」

日常の掃除、どれくらいの頻度でする? 掃除機や掃除グッズは何を使っている?など、あんふぁんメイト・ぎゅってブロガーのママ3名と、あんふぁん・ぎゅって編集部がリアルな声をお届け致します。出演者以外の読者にもアンケートを実施し、その結果も合わせてご紹介致します。

開催日 12月16日(木)午前11時~ ※45分程度を予定

形式 Zoom配信

パネリスト あんふぁん・ぎゅって編集部&あんふぁんメイト・ぎゅってブロガー(未就学園児をもつ読者スペシャルサポーター)3名

テーマ どのぐらいの頻度で何を使ってやってるの? 子育て家庭のお掃除事情

過去のオンライン座談会のレポートはこちら

   第1回「作る負担増 GW×夏休みのランチお悩み

   第2回「忙しい朝のこだわり優先順位は? 働くママの朝食作り」

   第3回「おやつ何食べてる? 親の気持ち、子の気持ち」

   第4回「子どもとお風呂、いつ入る? 何してる?」

   第5回「家庭での除菌、どれくらい意識している?」

   第6回「どう変わった? コロナ禍の習い事事情」